マルごしサン・ブログ

気になるものについて思うまま語ります

ウォーキング・デッド シーズン1~6 感想つづき

f:id:kajika-fufu:20170902165354j:plain

※ネタバレありますので未視聴の方はご注意ください。

さて、ダリルの他にも良い仲間はたくさんいますね。グレンは特に良いヤツで私も娘も応援していました。しかしシーズン2でマギーと出会ってから、やたらとイチャイチャする機会が増えまして、海外ドラマだから多少はいたしかたないと思ってはいたものの、「オイオイのん気すぎるよキミたちィ」と足が勝手に貧乏ゆすりをし始めましたよ~。
良いヤツには変わりないんですけどね、ちっとねマギーマギー言い過ぎなんですよね。大事な相手ができたことは祝福しましょう!心から!…しかし言いたい!「グレンよ、ほら見てごらんダリルを」と。「みんなのためにリスをたくさん捕ってきたよ。イチャイチャすることなく周りを見張っているよ」と。しかしシーズン6前半視聴中、グレンがこの先死んでしまうとの情報を不注意にも入手してしまった時には膝から崩れ落ちるような感覚を覚えました…。ごめんグレン…一時でも疎ましく思ってしまった私を許してください。シーズン6で死ななくてよかった。少しでも長くマギーと幸せにイチャイチャしてね。と改心したのです。

シーズン3・4で刑務所で疫病が発生したり、ガバナーに仲間が拷問されたり攻撃されたりするのを見ているうちに、私のヤワな神経は擦り減り「これダリルが死んだらお母さんはもう観ない」と娘に宣言するまでに。私にとっての長期ドラマにおける峠タイム(劇中陰惨なことが続く忍耐期)がやってきていました。娘は「大変!ダリル死なないで!お母さんが見なくなっちゃう!」必死のダリル応援開始。
その甲斐あってかダリルは無事生き延びてくれ、またTWDのキャストの仲良しオフショット画像などをネットで見つけたことで、俄然私は元気を取り戻し、ちょっとの劇中トラブルでは動揺しない強い心を手に入れることができました。当然わが娘も当初は恐る恐る観ていたのが、ウォーカーが人肉を喰らう様を観ながらおやつを食べられるようにまでなっていました。そうです。リックやダリルと共に、ただの視聴者だった私たちも知らず知らず強靱な心に成長していたのです。私の他にもそのような覚えがある方もいるはずです!

ああ、キャロルとかベスの話も書きたかったけど
とりあえずつづく

ウォーキング・デッド シーズン1~6 感想

f:id:kajika-fufu:20170901220850j:plain

オカルトやホラー映画が好きです。
字幕もニュアンスでしか理解できないような幼い時分、劇場でオカルト映画界の金字塔
オーメン』を観させられたあの日から決められた運命だったのでしょう。
気になる点は、なぜ私の両親は『オーメン』を幼子にみせたのかということです…。
ついでに言うと『ジョーズ』も観に行きました…。なぜ…。

オーメン〈特別編〉 [DVD]

オーメン〈特別編〉 [DVD]

ジョーズ [DVD]

ジョーズ [DVD]

そんな私がなぜ今まで『ウォーキング・デッド』を観ていなかったのか!?というと、
単にテレビシリーズものは長引いて嫌い。ということだったんですが、ふいに
白い私がささやいたのです。「これを観ずしてゾンビを語っていいのでしょうか」
と。

早速レンタル開始。小学生の娘と見始めました。(これは負の連鎖というべきか)

※ 以下ネタバレになりますので未視聴のかたはご注意ください。

このタイトルについての知識ほぼ0の状態で観ましたが、まず「知ってる俳優いないな」
次いで、病室でひとり目覚めた主人公が崩壊した世界を目の当たりにしているところで
バイオハザードか」と軽くツッコミをいれました。
 しかしウォーカーの群れを見て、「いいね!たくさんいる!」と心弾みました。
むこうのテレビドラマの特殊メイクとか、人体のグロさとかは日本の比じゃない
とは思ってたけど、予想以上のゾンビ量っぷりにまず満足。
主人公リックの(主人公だから大丈夫感)に支えられ、ハラハラドキドキなアクシデントを
乗り越える姿を見守りました。その(大丈夫感)を助長したのがウォーカーの緩慢な動き!
これがいい!実際には存在しないものだけど、リアリティがあっていい!

今まで、ゾンビものもだいぶ観てきたわけですが、ちょっと気になることがあったのです。
「最近のゾンビ、アクティブでアグレッシヴすぎじゃね?」ってことです。『バイオハザード』とかから特に思うんですけど。まあ、各ゾンビ、変化の設定があるんでしょうが、
基本、死体は元気すぎちゃうの嫌なんですよねぇ。つまらない。死体じゃなくてただのモンスターになっちゃってるカンジでなんか萌えない。
ブラピの『ワールド・ウォーZ』のゾンビとかも元気すぎで…。面白かったけど。色々アレだったりしたけど…。邦画『アイアムアヒーロー』もまた然り。日本っぽさがあって面白かったけど。

いや、「ゾンビになりたてだからまだ元気です!」「若くしてなっちゃったから元気です!」
っていうのは私的にはアリ!だけど、ゾンビになっても時間が経過することで肉体が劣化していって弱っているとか、お年寄りのゾンビだからちょっと足元おぼつかないとかいうカンジがみえると微笑ましく思います。そうです。ウォーカーってそういう姿が見えて楽しい!
個性の見えるゾンビ!素晴らしい!(私的見解)

そして元は普通の人間だった感が溢れ出ています。まさに(歩く死体)なのです!
もうニヤニヤが止まらないのです。

ちょっとゾンビ観を語りすぎてしまいました。

なんやかんやですぐにリックはグレンの手助けを受け仲間を得ることができ、離ればなれになっていた妻と息子にも再会できて運気アップ状態。なのに、厄介なメルルを救うためウォーカーうごめく街に戻る決断をします。なぜ~!?
仕方ないのです…彼は元保安官の主人公だから。そして何より、メルルの弟ダリルが悲しんでいるのだから!

シリーズをおうごとに人気がうなぎ登りのダリルですが、いやこれ「初めて見たときから決めてましたッ」って言いたいくらい可愛いから仕方ない。小汚いオッサンですけどね。天使といっても過言ではないでしょう。粗暴な振る舞いはすれど、実は誠実で常識人そして天使。うう…こんなベタな表現しかできない自分が憎いッ!
仲間を生き延びさせるために、何かと思い悩むリックを後方からサポートしたり、時に我を失いそうになるリックを制したり、射止めたリスをぶら下げて藪から出てきたり、リックの妻ローリの忘れ形見の赤ん坊に一番最初にミルクを与え、おてんば娘と呼びかけたりする重要なポジションになっていったわけです。

また、シーズン2で登場するようになったベス(後の第2天使)の愛らしさに感動…。劇中のノーメイク(風?)の顔が大好き!キャラクター的には出始めはネガティブな印象でしたけど、徐々に本来の強さが見えてきましたね。
シーズン2あたりから人間を殺すか否か的な葛藤が始まり、私はいささか気鬱に。

つづく。

この選択は正しいのか!? 誰か教えて!

老若男女すべての人が一度は悩んだことがあるだろう、
「これどっちを選ぶのが正解?」の問題。
自分的に「失敗の方」を選んでしまって変更がきかない場合、
子供なら地団駄踏んで自分を収めることもできるかもしれないけど、
いい年になるとそういうわけにも行かず「あ~ん、残念」とか言いながら諦めのいい大人ぶるしかない。
選択肢が多ければまだしも、二択での失敗は立ち直りづらいですね…。

年をとって何かと経験値は上がってるはずなのに、自分の判断が正しいか自信がなさすぎる上、些細なことから
重大なことまで
「失敗」の方を選び続けているようで残念です。神様どうしたらいいでしょうか。

仕方ないから、次回の選択の判断に活かせる経験値に…と諦めるしかない。
しかし、次も失敗…。の繰り返し。

小学生の子供がよく「願いごとがひとつ叶うならなにがいい?」と嬉々として訪ねてくることがあります。
いつもは「油田が欲しい」とか「病気を治す力が欲しい」とか言ってますが、実はお母さん「正しい選択ができる力」が欲しいんだよ。

先日、猫の脂肪腫摘出手術をしましたが、これがまた微妙な案件でした。
動物病院でのちょっとした検査後「多分、脂肪腫なのでで今すぐ取る必要があるものではなさそうだが、少し細胞が付いているのでただの脂肪だけではないかも。状態が変われば摘出が必要になることもあります。取ってみないと詳しくはわかりません。」といった説明を受け、(これは獣医さんの説明について言及するものではありません。あくまでも可能性の話をしてくれたものと解釈しています)

正しい判断ができない私は、「じゃ、まだ若い猫だし、悪い細胞が増えたら困るから取ってもらおうか」と判断しちゃったわけです。
術後の組織検査の結果は良性で私的には一安心できましたが、もの言わぬ猫は痛くもなかった(多分)腹を切られて大変な思いをしているわけだし、裕福でもないのにそれなりの代金も支払っている。コレ取る必要あったのかな…?!結果論ですがね…。

私の不安を取り除くためだけに、いたいけな猫の癒やし腹を傷つけ、万単位のお金を支払った。

この選択、どうだったの!?

これ、もし私が競走馬の馬主、もしくは調教師だったとして「この馬ならクラシック三冠も狙えますよ…
でもちょっと足元気にしてるのかな?タイムは出てますけどね…前哨戦どうします?」なんてことになったら、
どうしていいか分からなくなって、盗んだバイクで走り出すしか…!
……いや、この場合は馬体を重視したいですけど。

だから最近見続けているDVD『ウォーキング デッド』を見ながら、「ここでこの人殺しちゃっていいの?」とか悩む主人公に凄く同調しちゃって非常に疲れます。憔悴しちゃいます。だからちょっと休憩しました。

猫に粉薬を飲ませる!

■ 愛猫に降りかかる災難の章

昨日、我が家の餅系癒やしアイドルの『るーくん・4才』が、とあることで腹部の手術をうけました。
幸い重病とかではないのでとりあえず安心ですが、しばらくは抗生物質を服用するよう処方されました。

あ~なんか薬とか久しぶりね。たしかこのヒト(る-くん)は錠剤は試したことないけど、粉薬飲むの楽々だったはず。と、
病院の窓口で錠剤か粉か選ぶ際に 迷わず「粉で」とちょっといい気になって答えたわけです。

帰宅後、さて、いただいてきた薬を飲ませようと注射器(型)を何も考えず取りだし、少量の水で薬を溶いて注射器で吸い上げました。何か不穏な飼い主の気配を察した猫の顔を軽く押さえつけ、「ほれほれ、おくしゅりだよ~」と不気味は猫なで声でるーくんの口の端から注入したとたん、体重7キロ弱の渾身の抵抗!おくしゅりが少しこぼれちゃった!
まあ無理矢理飲ませはしたものの、「あれ?こんなに大変だったっけ?」と困惑。
そしてまた次の服薬時に、愚かな私は同じ戦法でるーくんの心を傷つけてしまったわけです。

「そうだ!美味しいものに混ぜ混ぜするんだった!」

二度目の注射器を洗っている時、ついに私は思い出したのでした。るーくんは、美味しいウェットフードにちょいと一服盛だけで楽勝な猫だということを!

以前薬を飲ませたのは生後1才にも満たない頃だったのでちょっと忘れちゃってました!

■ 愛猫の心体に負担をかけないで粉薬を服用させられる喜びの章

大事な記憶を取り戻した私は意気揚々と3度目の機会に挑みました。美味しいもの…そう、今のるーくんには『ちゅーる』がある!普段ドライフードしか食べていないせいか、巷で人気のナウなおやつ『ちゅーる』が大好きなのでした。
「ちゅーる混ぜやすい~!」と小さな器に粉薬と少量の『ちゅーる』を混ぜ混ぜし、るーくんを誘います。ちょろいるーくんが器の中の『抗生物質ブレンドちゅーる』を舐めつくしたところで残りのピュアな『ちゅーる』を追加してあげます。
るーくんも幸せ、私も幸せ!おお!創造主いなば様!聖なるペーストをありがとう!

というわけで、猫の服薬にお困りの方に是非お試しいただきたい!…ってもう猫飼いの常識?

ありがとうございました!

この夏、無性にホラー小説が読みたくなった!4

やっぱり続き物は読んでおきたい欲求に駆られて読みましたよ!

リターン (幻冬舎文庫)

リターン (幻冬舎文庫)

高尾で発見された死体は、十年前にリカによって拉致された本間のものだった!
警察官を殺害して逃亡していたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の主人公は、同僚とともにその捜査にあたる…。
以下ネタバレご注意

『リカ』の恐怖の余韻を脳裏に残しつつ挑んだわけですが、あれ、だいぶあっさり終わってしまったなと。
文章自体のスピード感だけではない速度がついちゃった感じでした。私の中のケチな私が「これ勿体ないんじゃね?」と
ぼやいたのも無理もありません。2時間くらいで読んじゃった……。

リカ確保のための大がかりな駅での張り込み部分も、そこでリカを逃してしまうあたりもちょっとご都合主義っぽいなあ…。
そこまでの、ウキウキしたリカからのメールの気味悪さで、気分が高揚していたところだったのであれれ~?って肩すかし
くらった感が否めません。
ちょっと、前作のように引きずり込まれるような恐怖は薄かったように思いますね。拘束されちゃった→危ない!痛い!→助けが来た!のシークエンスもちょっと飽きたかな。
ただ、さすがリカのやることはエグい!イテテってカンジ。事件の結果的には清々しい部分はあるものの、あれ?リカ?どうした?って。
はい。わかりました!私にもっとリカを!リカが足りなかったんですね!なんか私のリカ愛が膨らみ過ぎちゃったきらいがありますね。

結末での主人公のエピソードで、ああ『リターン』ってこのことかって納得。

次作のリバースに期待!

う~ん今回はスマホで読んじゃったので、なんかそれもいけなかったかなぁ。試してみたくて~。
慣れないせいか読みづらかったなあ。

たまにはお礼を言ってみます!ありがとうございました!

スプラトゥーン2おあずけ中…

こんばんは!突然ですが、ニンテンドーwiiUの人気タイトル「スプラトゥーン」は最高に楽しいゲームですね!
大人の日頃のストレスもスッキリ解消してくれるスグレモノ!ゲーム好きの血が久々に騒いでしまい私もすっかりはまってました。
しかし…これね…哀しいかな寄る年波には勝てず、なかなか上達はしてないんですが、塗るのがとにかく楽しい!ボムも楽しい!イカちゃんもかわいいし!子供とのコミュニケーションも図れます(大人的発言)
f:id:kajika-fufu:20170722220421p:plain
巷ではもうスイッチのソフト「スプラトゥーン2」が販売になりましたが、いかんせん我が家は受験生がいるために未だ手が出せない歯がゆい状況。早く購入してプレイしたいなあ…。
それにしてもスプラトゥーンのギアってすごくかわいい。市販されているグッズもあるけれど欲しいものはなかったりするし、
…コレ作っちゃえばいいんじゃね?と思っていくつか家庭用にペイントしちゃいました。これが楽しいんですわ。アクリル絵の具で描いています。
f:id:kajika-fufu:20170722213440j:plainf:id:kajika-fufu:20170722213502j:plain

手作り感はご愛敬!
ちょっと前に作ったキャップは子供が使ってくれてよかった!
車用のティッシュカバーには「スプラトゥーン2」の新ブランドのロゴを施してみました。
もう少し作りたいな~。クオリティも上げたい。
なんか違う方向にベクトル向いちゃってるけど「スプラトゥーン」おすすめしたい!

この夏、無性にホラー小説が読みたくなった!3

こんにちは、今日は調子がいいのでつづきを!

この人の作品なら、まず「黒い家」を読みたかった~!残念~!私は先に映画を見てしまうと、あとで原作を読んでみよう!という気力が残らないことが多いんですね…。よほど映画の内容が不可解だったりしないとなかなか…。
でも、いつか読もう!

さて、「天使の囀り」読み終わりました。気持ちが悪くなりました。

主人公の女性はホスピス終末医療に携わる精神科医。作家の恋人が新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してから、彼の人格は変化し自殺を遂げてしまう。さらに他の調査隊メンバーも立て続けに自殺しているのが明らかになる。
アマゾンで一体なにが!?

以下多少のネタバレがあるかもしれませんので、未読の方はご注意願います。


あ~なるほど、そっち系ね~みたいな軽いノリで読み始めましたが、間もなく、ン!?イカン!こんなカンジで読んではならぬ小説様だ!お正座お正座!と背筋を伸ばさないと罰があたりそうな濃厚で神々しい文章。
登場人物像にしろ、多様な分野からの専門的な裏付けにしろディテール表現のこだわりには思わずうなっちゃいました。医療関係の専門用語のオンパレードと、神々のカタカナ名前に及び腰になりながらも(5文字以上のカタカナが容易に記憶できない脳につき)必死に食らいついて読破しました。
最後は、嵐の後の静けさのような雰囲気ではありながら複雑なシチュエーション。
主人公に、そうだよね!わかります。と言いたいです。
予想を裏切る展開に、軽く興奮してしまうくらい読み応えありました。

もう一度言います。気持ちが悪いです。

中盤からの気持ちの悪さは格別ですww 虫嫌いの方はお気をつけて。
後半に出てくる気の毒な人々の姿も、現実のものを見て書いているのかと思うほどの細かな表現。…恐ろしい…。
はいそうです。私の頭の中で凄い姿が再生されてしまいました。
他の読者のかたと頭の中の彼らの姿くらべしてみたいほどです。

またしてもホラー小説における、読者自身の想像力の効果って大きいなと思いました。
作者の表現をできるだけ忠実に脳内で再現しながらも、自分の一番恐れる形に創りあげて恐れおののく…。
自分の恐怖することをあえてすることで楽しくなっちゃってるって…私…大丈夫?感染しちゃってる…?
天使?天使来てる?


…だがしかし、この作品でもなかったのです。この夏読みたいホラー小説を探すたびは続く…