マルごしサン・ブログ

気になるものについて思うまま語ります

頭痛持ちの人とわかち合いたい話

■今回の頭痛は最悪だったの章

かなしいかな、私はかれこれ20年以上頭痛とともに人生を歩んできました。偏頭痛と緊張性頭痛どちらも持っています。ついでにストレートネック状態。

3日前の晩から、うっすら首筋に痛みを感じはじめ「これ来るな…」と予想はできていたものの、その時点ではあまりひどくならなかったため、日常の雑務におわれて対策を講じることを怠ってしまい、うすら痛さと共にそのまま就寝。「ああ、やっちまった」翌朝、完全に痛くなってしまった頭(痛み指数80)をドラマティックに抱えながら、現在の頭痛のタイプを解析します。「首・後ろ頭が痛い、右のこめかみが痛い、拍動性の痛みはない。コレは緊張性かも(もしくは首からくるヤツ)…首が痛いときは消炎効果もあるロキソニン(貼り・飲み)で勝負だ。切り札(偏頭痛のお薬様)はまだ温存しよう」…痛みでよく回らない頭で判断しました。子供をやっとこ学校に送り出し、湿布と飲み薬でしばし仮眠。うっかり悪夢を見てしまい目覚め呆然とするも、やや楽になった(指数70)気はするけど、とにかく後頭部が痛いのです。結果夕方までロキソニンで凌ぐも回復もなし。(読み違えか…治らん。やはり偏頭痛も併発してしるのか…)やむを得ず最後の砦・偏頭痛薬様を服用。その後やはり偏頭痛薬様の効果でだいぶ楽に(指数40)。しかし、後頭部はなぜ痛いのか!?なんだこれ?何痛?緊張性対策として筋弛緩効果のあるデパスもとうに服用済みです。なのにスッキリせん!
とりあえず、痛みの弱い間に家事やらをぞんざいに済ませシャワーを浴びましたが変化なし。…なんとなく分かっていました。「多分コレぶり返すヤツ」今のうちに寝付くしかない!ロキソニンを貼り直し(小学生の娘は湿布を貼るスキルが着実に上がっています)急ぎ就寝。

「やっぱりね」(指数70)翌朝予想どおり痛みがましてきます。2日に渡る頭痛はよくあるよね…。さっそく偏頭痛薬様を服用し(指数30)、朝を乗り越え横になります。偏頭痛なら頭を冷やしてじっとして治すんですが、こめかみの痛みは治ってきたのに後頭部が痛みだすのです(指数50)。そっちの痛みが次第に強くなってきてちょっと吐き気がしてきましたので病院から処方されている吐き気止めも服用。
…薬を乱用しているようですが、服用方法や制限などはしっかり守る私です。しかし1日3回制限の薬に関しては、深夜0時すぎたら次の日ですよねって感覚にはなっちゃいますよね。朝7時に飲んで昼に飲んで夜8時に飲んだけど治らないから、もう次の日だし深夜1時に飲んでも良いよねって。

そんなこんなで、一向に治まりが付かないまま(指数70)2日目も同様に就寝。そして3日目の朝4時、またも悪夢で目覚めたうえ間髪入れずに頭痛が襲ってきました(指数90)。「やばい吐きそう…。でもどうせ何も出ないから薬飲もう」まだ家族が寝静まる早朝の台所へ薬を服用しに行きます。後ろには愛猫が付いてきます。可愛い猫に愛想をつかうこともせず、えずかないようにできるだけ体の振動を抑えながら移動しなければなりません。ここはもちろん偏頭痛薬様で決まりです。しかし私は吐き気のある時にのむ偏頭痛薬様が苦手なのです。いまさらですが(偏頭痛薬マクサルト様の)味が嫌いなのです。今はマクサルトの後発薬様を飲んでいますが、味は一緒…。いや、マクサルト様より小粒になっただけでも御の字です!神よ!贅沢なことを言った私をお許しください!偏頭痛を素早く治してくれるだけでもありがたいというのに!

空きっ腹にいきなり薬は抵抗があるので、吐き気があってもなんとか腹に入れられるゼリーやバナナを探し、バナナを見つけましたので、半分ほど口にしてから、一気に偏頭痛薬様と吐き気止めを服用しました。水分が入ったことで吐きやすくなってしまうので、さらに慎重な動作で近くの椅子に座ります。胃を圧迫しないよう骨盤を立ててまっすぐな姿勢で座って目を閉じています。いかなる頭痛でもまぶしさなどにも敏感になるので目をあけているのが辛く、薬を飲むと目を閉じてしまいます。はたから見たら修行僧みたいなカンジじゃないかと思います。頭の中で寝過ぎたかな…と考えながら。(吐き気がない時はすぐ横になってしまうんですが、少しすると薬が効いてきてウトウト寝ちゃう。ダメなのに!陥りやすいんですよね。これで寝過ぎてしまい、さらに頭痛を呼ぶ…。)
10分ほどその姿勢をキープした後、のろのろと猫を引き連れてベッドに戻ります。吐き気止めは気休め程度の効果かと以前薬剤師さんの表情から読み取りましたが、私は信じる力で効かせます!コレを飲めば吐かないのだと!
あいかわらず後頭部が痛いので、ベッドに仰向けで横になり眠ってしまわないように猫をチラチラ見ながら偏頭痛薬様の効果を待ちます。ほうら効いてきた。
気づいた時は朝6時、結果寝てしまいましたが、よい目覚めでした(指数10)。よし会社行こう!2日休ませてくださったありがたい会社です。今日は行かねば!ロキソニンはしっかり貼って!と。
私はデスクワークなのですが、昼頃にまた暗雲が…。迷わず偏頭痛薬様を取り出し本日ラストの錠剤をいただきました。

その後は謎の後頭部痛も治まり(指数10)、今に至ります。久々につらかった…。今回は結局吐くことはなかったので、痛さの程度はそこまでではなかったのかもとも思いますが、なんせ痛い時間が長かったのがつらかったです。胃も痛くなりました。
今はぼちぼち(指数20)ですが、きっと明日は大丈夫! もう手持ちの偏頭痛薬様はもう1錠しかない!がんばれ私!
またぶり返すと元も子もないのでこのへんで。
 
つづく

ウォーキング・デッド シーズン1~6 感想さらにつづき

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※ネタバレありますので未視聴の方はご注意ください。

…お恥ずかしながら、世界的に大人気のダリルはやっぱり私の推しメンなのですが、TWDには他にも愛すべき人々が!
そう、お爺枠!RPGでもパーティにお爺か子供がいなくてはプレイする気もおきないってもんです。ピッチピチのイケメンや美女ばかりのパーティの何が楽しいのか!強く世に訴えたいことの一つです。

さて、話を戻しましてシーズン1からのおつきあいだったデールは、お爺とは思えぬ安定の生存力をみせつけ、且つお爺ならではの知識と包容力で仲間の平和を守ってきましたね。愛すべきお爺でした。後半アンドレアにみせた謎の執着には些かの嫉妬を覚えたものです。カールが調子に乗って挑発してしまったウォーカーに、デールが襲われてしまった時のむなしさは今でも忘れません。「小僧…やっちまったな」と、やっちまったカールをディスプレイ越しに罵ることしかできませんでした。
しかし私の心を知ってか知らずか、結果農場のハーシェルがお爺枠の後継者として行動を共にすることに!万歳!
農場を後にして刑務所暮らしが始まってからのハーシェルは、みんなに優しく、自分を顧みず病人を治療し、周りを和ませるジョークを得意とする申し分ないお爺ぶりをみせてくれました。彼がガバナーによって斬首されてしまった時、自分の口が悲鳴を発するのを止める術を私は知りませんでした。

ガバナー許すまじ

これは大ボス出てきたぞ感(個人的感想)に武者震いする私でしたが、わりとさっくりミショーンとリリーによってガバナー死亡。あれ?!
とにかく、このエピソードで大事なお爺を失ってしまったのです。その後、可能性を感じたのはシーズン5に登場したレジ(やや若年)でしたが、シーズン中にあっけなく命を落としてしまいました。残念です。…そして私の心の穴と、お爺枠は空いたままになっているのです。
お爺急募!

そしてキャロル!シーズン1では本当に影の薄いキャラクターでしたが、シーズン6までの成長著しく、今やリック、ダリルに次ぐ頼もしさを感じるほどです。ソフィア捜索のエピソードにおいてのダリルの献身ぶりや(いや、献身に関してはダリルの仲間思い度がぶっちぎりだったために違いないけど)、可憐なお花のプレゼントに「これはキャロルとのロマンスの予感?」とさえ思わせましたね。ダリル可愛すぎ。永遠のティーンエイジャーか。
しかし、刑務所で死んじゃったと思われていたキャロルが見つかった時の嬉しそうなダリルや、リックに追放されていたキャロルとの涙の再会シーンを見て「あれ?これ…お母さんか?ママとの再会か?」ってな雰囲気だと思ったのは私だけでしょうか。
シーズン4のはじめ、ウッドベリーから迎え入れた新しい住人たちとの平穏な刑務所暮らしの中で、ダリルが住人たちに ことのほか慕われているという神エピソードは、繰り返し3回ほど視聴しました。
そこで「一番最初のファンは私よ」とかいうキャロルはやっぱりお母さんモード。誓って言いましょう! 私はキャロルやベスが相手ならダリルの多少のイチャイチャは容認するつもりだったのです。グレンの時とは逆に彼に言いたい。「ダリルよ。ちょっとストイックが過ぎるんじゃないのかい?グレンやエイブラハムを見てごらん。結構よろしくやってるよ」と。
「ちょっと見てくる」と言っては頑なに見回りをし、奪われるたびにきっちり回収するクロスボウを操り、リスを狩るダリルの姿を見ると胸が痛む思いです。のちにキャロルはアレクサンドリアのおじさん(トビン?)といい仲になっちゃいましたしね…。

ベスと二人で森を徘徊中のやりとりは楽しかったですね。私的2天使が揉めたり楽しげにお酒を飲んだりしている姿は脳裏から離れません。ただこれも恋愛未満な雰囲気でしたね。残念。しかし、ダリル本当にただの無職?放浪者?まあ、よし。
その後ベスがスゴイ勢いで連れ去られたのは、何だか腑に落ちないけど仕方ないですよね。また捜索ですよねってカンジで少々萎えました。「ダリル幸薄いな」と言わざるを得ません。
ベスのあの愛らしいお顔にキッツい傷を2つも作ったのは、強くなったベスを表現するための制作者の意図でしょうかね。
そして死なす!! またダリルが泣いちゃうっていうのに!私も天使を失ってダリルと共に意気消沈。

なのに、リック!どうしちゃったんだリック!ミショーンか!いいけど!


新しい登場人物のなかではユージン、ジーザスがお気に入りですね。

シーズン6の最後は、もうリックのビビる演技に触発され、恐ろしいほどのプレッシャーを味わいながら…

まて次号!ってカンジですね。
早くシーズン7観たいです。

ありがとうございましたッ!

ウォーキング・デッド シーズン1~6 感想つづき

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※ネタバレありますので未視聴の方はご注意ください。

さて、ダリルの他にも良い仲間はたくさんいますね。グレンは特に良いヤツで私も娘も応援していました。しかしシーズン2でマギーと出会ってから、やたらとイチャイチャする機会が増えまして、海外ドラマだから多少はいたしかたないと思ってはいたものの、「オイオイのん気すぎるよキミたちィ」と足が勝手に貧乏ゆすりをし始めましたよ~。
良いヤツには変わりないんですけどね、ちっとねマギーマギー言い過ぎなんですよね。大事な相手ができたことは祝福しましょう!心から!…しかし言いたい!「グレンよ、ほら見てごらんダリルを」と。「みんなのためにリスをたくさん捕ってきたよ。イチャイチャすることなく周りを見張っているよ」と。しかしシーズン6前半視聴中、グレンがこの先死んでしまうとの情報を不注意にも入手してしまった時には膝から崩れ落ちるような感覚を覚えました…。ごめんグレン…一時でも疎ましく思ってしまった私を許してください。シーズン6で死ななくてよかった。少しでも長くマギーと幸せにイチャイチャしてね。と改心したのです。

シーズン3・4で刑務所で疫病が発生したり、ガバナーに仲間が拷問されたり攻撃されたりするのを見ているうちに、私のヤワな神経は擦り減り「これダリルが死んだらお母さんはもう観ない」と娘に宣言するまでに。私にとっての長期ドラマにおける峠タイム(劇中陰惨なことが続く忍耐期)がやってきていました。娘は「大変!ダリル死なないで!お母さんが見なくなっちゃう!」必死のダリル応援開始。
その甲斐あってかダリルは無事生き延びてくれ、またTWDのキャストの仲良しオフショット画像などをネットで見つけたことで、俄然私は元気を取り戻し、ちょっとの劇中トラブルでは動揺しない強い心を手に入れることができました。当然わが娘も当初は恐る恐る観ていたのが、ウォーカーが人肉を喰らう様を観ながらおやつを食べられるようにまでなっていました。そうです。リックやダリルと共に、ただの視聴者だった私たちも知らず知らず強靱な心に成長していたのです。私の他にもそのような覚えがある方もいるはずです!

ああ、キャロルとかベスの話も書きたかったけど
とりあえずつづく

ウォーキング・デッド シーズン1~6 感想

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オカルトやホラー映画が好きです。
字幕もニュアンスでしか理解できないような幼い時分、劇場でオカルト映画界の金字塔
オーメン』を観させられたあの日から決められた運命だったのでしょう。
気になる点は、なぜ私の両親は『オーメン』を幼子にみせたのかということです…。
ついでに言うと『ジョーズ』も観に行きました…。なぜ…。

オーメン〈特別編〉 [DVD]

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そんな私がなぜ今まで『ウォーキング・デッド』を観ていなかったのか!?というと、
単にテレビシリーズものは長引いて嫌い。ということだったんですが、ふいに
白い私がささやいたのです。「これを観ずしてゾンビを語っていいのでしょうか」
と。

早速レンタル開始。小学生の娘と見始めました。(これは負の連鎖というべきか)

※ 以下ネタバレになりますので未視聴のかたはご注意ください。

このタイトルについての知識ほぼ0の状態で観ましたが、まず「知ってる俳優いないな」
次いで、病室でひとり目覚めた主人公が崩壊した世界を目の当たりにしているところで
バイオハザードか」と軽くツッコミをいれました。
 しかしウォーカーの群れを見て、「いいね!たくさんいる!」と心弾みました。
むこうのテレビドラマの特殊メイクとか、人体のグロさとかは日本の比じゃない
とは思ってたけど、予想以上のゾンビ量っぷりにまず満足。
主人公リックの(主人公だから大丈夫感)に支えられ、ハラハラドキドキなアクシデントを
乗り越える姿を見守りました。その(大丈夫感)を助長したのがウォーカーの緩慢な動き!
これがいい!実際には存在しないものだけど、リアリティがあっていい!

今まで、ゾンビものもだいぶ観てきたわけですが、ちょっと気になることがあったのです。
「最近のゾンビ、アクティブでアグレッシヴすぎじゃね?」ってことです。『バイオハザード』とかから特に思うんですけど。まあ、各ゾンビ、変化の設定があるんでしょうが、
基本、死体は元気すぎちゃうの嫌なんですよねぇ。つまらない。死体じゃなくてただのモンスターになっちゃってるカンジでなんか萌えない。
ブラピの『ワールド・ウォーZ』のゾンビとかも元気すぎで…。面白かったけど。色々アレだったりしたけど…。邦画『アイアムアヒーロー』もまた然り。日本っぽさがあって面白かったけど。

いや、「ゾンビになりたてだからまだ元気です!」「若くしてなっちゃったから元気です!」
っていうのは私的にはアリ!だけど、ゾンビになっても時間が経過することで肉体が劣化していって弱っているとか、お年寄りのゾンビだからちょっと足元おぼつかないとかいうカンジがみえると微笑ましく思います。そうです。ウォーカーってそういう姿が見えて楽しい!
個性の見えるゾンビ!素晴らしい!(私的見解)

そして元は普通の人間だった感が溢れ出ています。まさに(歩く死体)なのです!
もうニヤニヤが止まらないのです。

ちょっとゾンビ観を語りすぎてしまいました。

なんやかんやですぐにリックはグレンの手助けを受け仲間を得ることができ、離ればなれになっていた妻と息子にも再会できて運気アップ状態。なのに、厄介なメルルを救うためウォーカーうごめく街に戻る決断をします。なぜ~!?
仕方ないのです…彼は元保安官の主人公だから。そして何より、メルルの弟ダリルが悲しんでいるのだから!

シリーズをおうごとに人気がうなぎ登りのダリルですが、いやこれ「初めて見たときから決めてましたッ」って言いたいくらい可愛いから仕方ない。小汚いオッサンですけどね。天使といっても過言ではないでしょう。粗暴な振る舞いはすれど、実は誠実で常識人そして天使。うう…こんなベタな表現しかできない自分が憎いッ!
仲間を生き延びさせるために、何かと思い悩むリックを後方からサポートしたり、時に我を失いそうになるリックを制したり、射止めたリスをぶら下げて藪から出てきたり、リックの妻ローリの忘れ形見の赤ん坊に一番最初にミルクを与え、おてんば娘と呼びかけたりする重要なポジションになっていったわけです。

また、シーズン2で登場するようになったベス(後の第2天使)の愛らしさに感動…。劇中のノーメイク(風?)の顔が大好き!キャラクター的には出始めはネガティブな印象でしたけど、徐々に本来の強さが見えてきましたね。
シーズン2あたりから人間を殺すか否か的な葛藤が始まり、私はいささか気鬱に。

つづく。

この選択は正しいのか!? 誰か教えて!

老若男女すべての人が一度は悩んだことがあるだろう、
「これどっちを選ぶのが正解?」の問題。
自分的に「失敗の方」を選んでしまって変更がきかない場合、
子供なら地団駄踏んで自分を収めることもできるかもしれないけど、
いい年になるとそういうわけにも行かず「あ~ん、残念」とか言いながら諦めのいい大人ぶるしかない。
選択肢が多ければまだしも、二択での失敗は立ち直りづらいですね…。

年をとって何かと経験値は上がってるはずなのに、自分の判断が正しいか自信がなさすぎる上、些細なことから
重大なことまで
「失敗」の方を選び続けているようで残念です。神様どうしたらいいでしょうか。

仕方ないから、次回の選択の判断に活かせる経験値に…と諦めるしかない。
しかし、次も失敗…。の繰り返し。

小学生の子供がよく「願いごとがひとつ叶うならなにがいい?」と嬉々として訪ねてくることがあります。
いつもは「油田が欲しい」とか「病気を治す力が欲しい」とか言ってますが、実はお母さん「正しい選択ができる力」が欲しいんだよ。

先日、猫の脂肪腫摘出手術をしましたが、これがまた微妙な案件でした。
動物病院でのちょっとした検査後「多分、脂肪腫なのでで今すぐ取る必要があるものではなさそうだが、少し細胞が付いているのでただの脂肪だけではないかも。状態が変われば摘出が必要になることもあります。取ってみないと詳しくはわかりません。」といった説明を受け、(これは獣医さんの説明について言及するものではありません。あくまでも可能性の話をしてくれたものと解釈しています)

正しい判断ができない私は、「じゃ、まだ若い猫だし、悪い細胞が増えたら困るから取ってもらおうか」と判断しちゃったわけです。
術後の組織検査の結果は良性で私的には一安心できましたが、もの言わぬ猫は痛くもなかった(多分)腹を切られて大変な思いをしているわけだし、裕福でもないのにそれなりの代金も支払っている。コレ取る必要あったのかな…?!結果論ですがね…。

私の不安を取り除くためだけに、いたいけな猫の癒やし腹を傷つけ、万単位のお金を支払った。

この選択、どうだったの!?

これ、もし私が競走馬の馬主、もしくは調教師だったとして「この馬ならクラシック三冠も狙えますよ…
でもちょっと足元気にしてるのかな?タイムは出てますけどね…前哨戦どうします?」なんてことになったら、
どうしていいか分からなくなって、盗んだバイクで走り出すしか…!
……いや、この場合は馬体を重視したいですけど。

だから最近見続けているDVD『ウォーキング デッド』を見ながら、「ここでこの人殺しちゃっていいの?」とか悩む主人公に凄く同調しちゃって非常に疲れます。憔悴しちゃいます。だからちょっと休憩しました。

猫に粉薬を飲ませる!

■ 愛猫に降りかかる災難の章

昨日、我が家の餅系癒やしアイドルの『るーくん・4才』が、とあることで腹部の手術をうけました。
幸い重病とかではないのでとりあえず安心ですが、しばらくは抗生物質を服用するよう処方されました。

あ~なんか薬とか久しぶりね。たしかこのヒト(る-くん)は錠剤は試したことないけど、粉薬飲むの楽々だったはず。と、
病院の窓口で錠剤か粉か選ぶ際に 迷わず「粉で」とちょっといい気になって答えたわけです。

帰宅後、さて、いただいてきた薬を飲ませようと注射器(型)を何も考えず取りだし、少量の水で薬を溶いて注射器で吸い上げました。何か不穏な飼い主の気配を察した猫の顔を軽く押さえつけ、「ほれほれ、おくしゅりだよ~」と不気味は猫なで声でるーくんの口の端から注入したとたん、体重7キロ弱の渾身の抵抗!おくしゅりが少しこぼれちゃった!
まあ無理矢理飲ませはしたものの、「あれ?こんなに大変だったっけ?」と困惑。
そしてまた次の服薬時に、愚かな私は同じ戦法でるーくんの心を傷つけてしまったわけです。

「そうだ!美味しいものに混ぜ混ぜするんだった!」

二度目の注射器を洗っている時、ついに私は思い出したのでした。るーくんは、美味しいウェットフードにちょいと一服盛だけで楽勝な猫だということを!

以前薬を飲ませたのは生後1才にも満たない頃だったのでちょっと忘れちゃってました!

■ 愛猫の心体に負担をかけないで粉薬を服用させられる喜びの章

大事な記憶を取り戻した私は意気揚々と3度目の機会に挑みました。美味しいもの…そう、今のるーくんには『ちゅーる』がある!普段ドライフードしか食べていないせいか、巷で人気のナウなおやつ『ちゅーる』が大好きなのでした。
「ちゅーる混ぜやすい~!」と小さな器に粉薬と少量の『ちゅーる』を混ぜ混ぜし、るーくんを誘います。ちょろいるーくんが器の中の『抗生物質ブレンドちゅーる』を舐めつくしたところで残りのピュアな『ちゅーる』を追加してあげます。
るーくんも幸せ、私も幸せ!おお!創造主いなば様!聖なるペーストをありがとう!

というわけで、猫の服薬にお困りの方に是非お試しいただきたい!…ってもう猫飼いの常識?

ありがとうございました!

この夏、無性にホラー小説が読みたくなった!4

やっぱり続き物は読んでおきたい欲求に駆られて読みましたよ!

リターン (幻冬舎文庫)

リターン (幻冬舎文庫)

高尾で発見された死体は、十年前にリカによって拉致された本間のものだった!
警察官を殺害して逃亡していたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の主人公は、同僚とともにその捜査にあたる…。
以下ネタバレご注意

『リカ』の恐怖の余韻を脳裏に残しつつ挑んだわけですが、あれ、だいぶあっさり終わってしまったなと。
文章自体のスピード感だけではない速度がついちゃった感じでした。私の中のケチな私が「これ勿体ないんじゃね?」と
ぼやいたのも無理もありません。2時間くらいで読んじゃった……。

リカ確保のための大がかりな駅での張り込み部分も、そこでリカを逃してしまうあたりもちょっとご都合主義っぽいなあ…。
そこまでの、ウキウキしたリカからのメールの気味悪さで、気分が高揚していたところだったのであれれ~?って肩すかし
くらった感が否めません。
ちょっと、前作のように引きずり込まれるような恐怖は薄かったように思いますね。拘束されちゃった→危ない!痛い!→助けが来た!のシークエンスもちょっと飽きたかな。
ただ、さすがリカのやることはエグい!イテテってカンジ。事件の結果的には清々しい部分はあるものの、あれ?リカ?どうした?って。
はい。わかりました!私にもっとリカを!リカが足りなかったんですね!なんか私のリカ愛が膨らみ過ぎちゃったきらいがありますね。

結末での主人公のエピソードで、ああ『リターン』ってこのことかって納得。

次作のリバースに期待!

う~ん今回はスマホで読んじゃったので、なんかそれもいけなかったかなぁ。試してみたくて~。
慣れないせいか読みづらかったなあ。

たまにはお礼を言ってみます!ありがとうございました!