【野鳥】 コシアカツバメ飛来
■ ツバメを愛でる夏の日々
こよなく自然を愛する私ですが、数年前から、よく我が家の周辺でツバメが営巣し、親鳥や幼鳥が我が家の軒などに休憩に来るようになりました。もう9月などは20羽近いツバメが舞い踊るツバメ・パラダイス。それを2階のベランダから眺めるのです。
実は、我が家の目の前を通る細い道路の向こう側は2mほど土地が低い田んぼになっているため、2階なのにもかかわらず3階同様の眺望でツバメが採餌や飛翔練習のために飛び回のを見ることができる、ありがたいロケーションなのです。ツバメを上から見るのが超絶楽しい!
最初は疎ましかった2階ベランダ前を横切る電線も、ツバメを目前で観察できる喜びアイテムに変わりましたよ。眺めている私の顔のすぐ側を飛び回るツバメを見ていると、
もう気分はジブリのヒロインなのです。アハハハ!やめてったら!ぶつかっちゃわよ!アハハハハ!
ウチの庭木にツバメがたくさん!
(2017.9.8撮影)
軒にも休憩にきます
(2017.8.15撮影)
夜はダンゴになってました
(2017.8.26撮影)
このように非常に可愛いのですが、9月の終わりには完全に旅立っていってしまいました。
そうツバメロスです。
(うん、薄々自分でも分かってましたが、前置きが長い。長いですね。よし本題に入りますよ!)
■ コシアカツバメ現る!
ところが今日!すっかり黄金色になった田んぼと溢れんばかりのスズメをベランダから眺め、ちょっと高い位置にある電線に目をやると、なんかがっちりしたツバメが8羽くらいとまっているではありませんか!
「娘!ツバメがいるよ!」と声をかけながら、すばやく双眼鏡を取り出しました。周辺住宅に気を遣いベランダの洗濯物に隠れながら個体を確認すると、あれ、なんか腹の羽に平麦みたいな柄が…。でかいし…。普通のツバメじゃないなコレ!急ぎ写真を撮りました。しかし、あいにく逆光なうえ相手が高い位置なので背中の具合は確認できませんでしたが、顔の色などがやはりツバメとは違う。
(2017.10.8撮影)
休日の私とは思えぬ素早い動きで手近の野鳥図鑑で確認すると「コシアカツバメ」。間違いないと確信しました。飛翔スタイルもゆったりでしたし。
いや~!初めて見た!嬉しい!
ツバメよりも繁殖のタイミングが遅いとも聞いたので、まだ近くで営巣しているのでしょうかね。
ちなみに我が家は茨城県北部ですが、この辺でも見られるんですねぇ。
ありがとうございました!
そうそう、先日この田んぼにダイサギも来ていましたが、小高い木に止まったかと思うと、あたりを飛び回るスズメの1羽を突然クチバシでダイレクトに捕らえるという芸当をしてみせましたよ。双眼鏡で見ていた私は、予期せぬ出来事に「ぎゃっ」と声をあげざるを得ませんでした…。すげー!ダイサギ…! しかし、スズメも元気でなんとか逃げることに成功しました!
…野生の小国がここに…!