この夏、無性にホラー小説が読みたくなった!4
やっぱり続き物は読んでおきたい欲求に駆られて読みましたよ!
- 作者: 五十嵐貴久
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/11/06
- メディア: 単行本
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警察官を殺害して逃亡していたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の主人公は、同僚とともにその捜査にあたる…。
以下ネタバレご注意
『リカ』の恐怖の余韻を脳裏に残しつつ挑んだわけですが、あれ、だいぶあっさり終わってしまったなと。
文章自体のスピード感だけではない速度がついちゃった感じでした。私の中のケチな私が「これ勿体ないんじゃね?」と
ぼやいたのも無理もありません。2時間くらいで読んじゃった……。
リカ確保のための大がかりな駅での張り込み部分も、そこでリカを逃してしまうあたりもちょっとご都合主義っぽいなあ…。
そこまでの、ウキウキしたリカからのメールの気味悪さで、気分が高揚していたところだったのであれれ~?って肩すかし
くらった感が否めません。
ちょっと、前作のように引きずり込まれるような恐怖は薄かったように思いますね。拘束されちゃった→危ない!痛い!→助けが来た!のシークエンスもちょっと飽きたかな。
ただ、さすがリカのやることはエグい!イテテってカンジ。事件の結果的には清々しい部分はあるものの、あれ?リカ?どうした?って。
はい。わかりました!私にもっとリカを!リカが足りなかったんですね!なんか私のリカ愛が膨らみ過ぎちゃったきらいがありますね。
結末での主人公のエピソードで、ああ『リターン』ってこのことかって納得。
次作のリバースに期待!
う~ん今回はスマホで読んじゃったので、なんかそれもいけなかったかなぁ。試してみたくて~。
慣れないせいか読みづらかったなあ。
たまにはお礼を言ってみます!ありがとうございました!