偏頭痛を薬を使わずに防ぐツボ押しを試してみました。
とにかく偏頭痛に悩まされつづけている私ですが、10数年前からは奇跡のお薬、マクサルト様に助けられ(現在は後発剤のリザトリプタン様)ずっとお世話になっています。私の場合は相性がいいようで効果てきめんです。
偏頭痛持ちの皆さんご存じとは思いますが、この手のお薬は単価が高いですね。
(実際の負担額はそれぞれですが)
マクサルトRPD錠10mg @ 945.1円
リザトリプタンOD錠10mg @ 382.2円(後発剤なので劇的にリーズナブル!いや、でも高いけど)
おまけに病院で処方してもらう際も、一度に7回分しかいただけないので
本当に貴重なお守りです。
だから、ちょっとくらいの痛さじゃあ勿体なくて服用できないのです…。
そこで、 『偏頭痛を防ぐツボ押し』を試みることにしました。
痛くなりはじめ、または偏頭痛の前兆とされる閃輝暗点(せんきあんてん)が小さく見え始めた時がツボ押しの頃合い。
これも偏頭痛持ちの皆さんにはお馴染みの話と思いますが、首の後ろ側の頭蓋骨の付け根のくぼみ近く、頸椎を挟む両側に天柱(てんちゅう)、その少し上部で左右に少し開いたあたりには風池(ふうち)というどちらも頭痛に効くとされるツボがあります。
そこを指などで、やや強めに7秒くらい押し込むように押し、離す、また押すというのを何度か繰り返してみてください。
私は何度か閃輝暗点が見えた時に試しました。(たいてい閃輝暗点が見えているうちはまだ痛みは発生しません)
結果、なんと 効果がありました。
閃輝暗点が視界から消えても頭痛が起こらなかったのです。これはびっくりしました!
また、頭痛の前兆が顕著に現れず痛み始めてしまった場合でも、すぐに対応すれば効果がみられました。
その状態が不思議な感覚で、偏頭痛薬を飲んだ時のように、実際は痛みが発生しているようでもあるけれど、薬で痛みを包みこんで無痛になっているようなカンジ。(私的感想です)
とにかく酷い頭痛にはならずにすんだのでした。
残念ながら毎回必ず効果があるわけではありませんが、とりあえず押してみる価値は大いにあると実感しました。
先日も勤務中に閃輝暗点が現れはじめ、社長の前でもひるむことなくグイグイとツボを押して勝利しました。
しかし仕事などしていると、うっかりツボ押しのタイミングを逃して頭痛が酷くなり、痛さでツボを押すということを思い出せないまま市販薬を服用してしまうこともあり無念…。
このツボ押しの技があることを忘れることなく、好機を逃さず取り組むことをきつく己に言い聞かせます!
ところで、私はスマホアプリ『頭痛ーる』を使っていますが、低気圧のタイミングとかを
見計らって「ツボ押さなくて大丈夫?」なんていう通知があるといいな~と思います。
頭痛持ちのみなさん!明日も頑張りましょう!
ありがとうございました。